青年活動を重視する本大会において、青年総会は、仕事の未来を議論する場として重要だ。冒頭に、パディー・クラムリン会長とスティーブ・コットン書記長が挨拶を行い、青年に関する決定は青年が主導していくことの重要性を強調した。

ITF戦略調査員のレア・チャッテリーが、仕事の未来に関するパネルディスカッションの議長を務めた。パネルディスカッションでは、自動化、デジタル・オルグ、テクノロジー等、幅広い問題に関する議論が行われた。ライブポールでは、多くのITF加盟組合がこれらの問題に既に取り組んでいることが判明した。

青年部長のベーカー・クンダキが今後の活動計画を紹介した。その後、TWUのジャック・バローとAWU(オーストラリア)のダニエル・ウォルトンが、ニューエコノミーの最前線でのオルグ活動について報告した。

改革を進める青年活動の具体例として、ウクライナ海運交通労組(MTWTU)のエリーナ・カラバンが、海事労組の青年機構を整備することで、若年船員と若年港湾労働者の権利擁護を求める第26号動議を提案した。第26号動議は拍手喝采で採択された。

新青年委員会が選出された。共同議長にクロアチア船員組合のドロテア・ゼクとユニフォー(カナダ)のアレクサンドロス・トキが選出された。旧委員に謝意が表明された後、集合写真の撮影が行われた。