力を構築する民間航空労働者

民間航空産業は絶えず変化する産業です。航空は世界で最も急速に成長している交通モードであり、業界で働く労働者と乗客の数がそれを物語っています。また、セルフチェックインデスク、航空機の自動操縦、リモートタワーなど、ディーセントな(人間らしい)雇用を破壊する可能性を秘めたテクノロジーの大変化にも晒されてきた産業です。

労働者は新技術の導入による課題に直面しているだけでなく、雇用を脅かし、賃金や労働条件を下げることで労働コストをできる限り削減しようとする航空会社にも対峙している。そのような条件の切り下げは、非典型労働契約や季節労働の導入、研修の削減等を通じて行われる。

しかし、ITFと民間航空部会はこれまでもそうでしたが、今後も、労働者や労働者の権利を攻撃する業界の慣行と闘い続けていきます。今日まで、ITFはライアンエアー、スイスポート、LATAMなどの業界の最大手と関係を構築してきましたし、現在も加盟組合同士の連帯と団結の醸成するための多くの活動が始動中です。

航空産業は真にグローバル化した産業です。あらゆる国のあらゆる組合と労働者の間の繋がりは強力です。ある大陸で行動を起こすことが、別の大陸の航空労働者の労働条件に良くも悪くも直接的な影響を及ぼし得ます。団結すれば、航空労働者のために、力とディーセントな(人間らしい)労働条件を獲得することができるでしょう。団結すれば、組合の力を構築できるでしょう。