ITFは、財政的に余裕のない加盟組織が大会に参加するための予算を確保しています。執行委員会は、参加費用補助の基準を設け、書記長に予算配分の権限を与えています。
ITF規約は、執行委員会が判断する特別な場合を除き、世界大会代議員の参加費をITFが負担することはないと規定しています。しかしながら、世界大会はITFの最も重要な機関会議です。ITFの各地域、各産別の加盟人員を反映する適切な参加人数の確保が期待されます。
また、世界大会は、加盟費を滞納していなければ、全ての加盟組織が参加できる唯一の機関会議です。従って、執行委員会は従来、大会予算の一部を財政的に余裕のない組合の参加費に充ててきました。
基準
執行委員会は、参加費補助の基準を次の通り定めました。
- 申請組合は、加盟費を滞納していない。つまり、(1)2018年度までの加盟費を全額支払い済みであるか、 (2)加盟問題検証グループ(MVG)から支払い計画の承認を受け、最初の分割払いを済ませ、その他の支払い要件を遵守していることを意味する。
- 申請組合は、参加費の一部を支払うよう、努力すべきである。
- 費用補助がなければ、代議員を一人も派遣することができない組合を優先させる。
- 1か国から複数の組合が費用補助を希望する場合は、それら複数の組合が参加資金を寄せ集め、 複数の組合を代表する人物に権限を委任して(ITF規約第4条(7))、その人物を代議員として派遣することをまず検討すべきである。
- 大会参加費補助予算の20%を女性代議員のために使うべきである。
- ITFの重要キャンペーンおよびプロジェクトで主導的な役割を果たした組合あるいは個人が優先されることがある。
- 費用補助がなければ参加できない青年、女性、ホスト地域の代議員の参加を促すために、例外が適用される場合がある。
参加費補助申請締切日
参加費補助を申請する場合は、2018年4月13日までにオンラインで申請してください。
スポンサー申請
他の加盟組織の参加費援助や、補助金への寄付を希望する場合は、2018年4月6日までに書記長まで連絡してください(meetings@itf.org.uk)。